[生産完了]YAMAHA 『STAGEPAS 1K』ポータブルPAシステム

『STAGEPAS 1K』は、斬新なデザインコンセプトに加え、ヤマハがこれまで培ってきたプロオーディオ機器の技術と豊富な経験によってオーディオ性能、操作性、携帯性を大幅に向上しました。『STAGEPAS 1K』はポータブルPAシステムの標準を再定義します。

STAGEPAS 1K Portable PA System

1.5インチx10基のラインアレイスピーカー、12インチのサブウーファー、1000Wアンプ、5チャネルデジタルミキサーを搭載したポータブルPAシステム

  • 1000W(HF:190W+LF:810W)の大出力
  • クラス最大級の12インチサブウーファー (低域)
  • 1.5インチx10基のスリムラインアレイスピーカー(中高域)
  • 5チャンネルデジタルミキサー(3モノラルマイク/ライン+1ステレオライン)
  • マスター出力用マルチバンドコンプ「MODE」を搭載
  • チャンネルごとの「1-Konb EQ」を搭載
  • 高品位SPXデジタルリバーブ(4タイプ)を搭載
  • Hi-Z入力対応
  • リンクアウトとモニターアウトを装備
  • 専用キャリングケース付属
  • 持ち運びに便利な専用台車(*「DL-SP1K」別売り)
  • リバーブフットスイッチ接続に対応(*フットスイッチ別売り)

DL-SP1K Dolly

STAGEPAS 1K専用台車

  • 対応機種:STAGEPAS 1K
  • 専用キャリングケースと連結可能

主な特徴

コンパクトな筐体と高品質・高音圧なサウンドを両立

中高域を再生するアレイスピーカーは、ネオジム磁石を使用した1.5 インチの小口径ユニットを10 基搭載し、170°の広い水平指向角とともに、ユニットをJ 形状のカーブに配置することでスピーカーの下方向のカバーエリアを広げ、30°の広い垂直指向角も実現しました。

また、ユニット10 基で構成されるアレイ構造は高い遠達性能を発揮し、前方から後方の聴衆までを均一かつ高品質な音で包み込みます。低域を再生するサブウーファーは、クラス最大級の12 インチユニットを採用すると同時に、ポータビリティ向上のための徹底的な小型・軽量化に取り組み、12 インチクラスに見えないコンパクトなキャビネットサイズを実現しました。加えて、小型バスレフ型サブウーファーで発生しやすいポートの風切り音を、当社独自の流体音制御技術「TWISTED FLARE PORT™」により軽減し、クリアで 迫力のある重低音再生を可能にしています。

これらのコンパクトなスピーカーキャビネットから最大119dB SPL を引き出す“要” となるアンプには、クラス最大級の1,000(1K)W のClass-D アンプを採用しました。出力が大きいだけでなく、高負荷時においても高精度・高音質を維持する安定性が特長です。

シンプルな操作で実現するオンボードデジタルミキサー

『STAGEPAS 1K』は、サブウーファーの背面に、2ch のHi-Z 入力を含む計3ch のモノラルマイク/ライン入力とステレオ入力1 系統の、合計5ch の入力端子を持ったデジタルミキサーを搭載しています。

ステレオ入力には、フォーン端子やステレオミニ端子といったアナログ入力はもちろん、Bluetooth 機能による ワイヤレス接続も可能です。また、複数帯域の調整を同時に行う「1-knob EQ」、業務用エフェクターとして定番の高品位なデジタルリバーブ「SPX」、“Speech””Music”などシーンに合わせてサウンドの調整を行う「Mode」など、豊富な音質調整機能を搭載しています。これらの機能は、それぞれ単一のノブによる調整が可能なため、PA 機器の初心者でも、音質調整を簡単に行うことができます。

さらに、リモートコントロールのためのiOS/Android 用アプリケーション「STAGEPASEditor」を使用することで、『STAGEPAS 1K』から離れた場所での音量やEQ の調整が可能となり、リハーサル時間の効率化やパフォーマンスの向上に貢献します。加えて、一度設定した内容の保存や呼び出しも可能なため、セッティング時間の大幅な短縮にも寄与します。

優れたポータビリティとユーティリティ

『STAGEPAS 1K』は、サブウーファーにアレイスピーカーと高さ調整用のスペーサーを固定するだけでセットアップが可能です。本体以外のケーブルやスピーカースタンドは不要で、PA 機器の接続知識や経験も必要としません。また、付属の専用キャリングケースは、運搬時や保管時にスピーカーを保護するだけでなく、スペーサーやアレイスピーカーはもちろん、電源コードや同時に使用するマイクロフォンやケーブルまで収納することができます。さらに、別売りの専用台車『DL-SP1K』 を活用することで、可搬性はさらに高まります。

広いエリアをカバーするための、より大きな音圧が必要な場合には、2 台の『STAGEPAS 1K』をリンクすることで対応可能です。ステレオでのリンク、モノラルでのリンクのどちらかを選択でき、モノラルリンクを使用する場合には、2 台両方の入力を使用することができます(合計モノラル6 系統、ステレオ2 系統 。

※ステレオリンクの場合、入力数は拡張しません。

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