ヤマハ　『VXL シリーズ』スピーカーシステム

『VXL シリーズ』は、会議室やホテルの宴会場などにおいて、明瞭な拡声・再生を実現するラインアレイタイプのスピーカーです。ドライバーにネオジム磁石を贅沢に使用した3.75cm（1.5 インチ）フルレンジユニットを採用し、幅54mm のスリムな形状を実現しており、音声明瞭度が求められながらも設置スペースに制限の多い空間に最適です。音質面では、丁寧なチューニングを施した高性能フルレンジユニットが音楽再生に不可欠な豊かな低域を提供します。別売のスピーカーアクセサリーを使用することで、水平、垂直連結や、パン、チルトなど、設置環境や用途に合わせたさまざまな施工が可能です。

https://youtu.be/C_ZF4A1m5Ew

品名	品番
スピーカーシステム	VXL1B-24
	VXL1W-24
	VXL1B-16
	VXL1W-16
	VXL1B-8
	VXL1W-8
スピーカーアクセサリー	WMB-L1B
	WMB-L1W
	VCB-L1B
	VCSB-L1B
	VCSB-L1W
	HCB-L1B
	ST-L1B
	ST-L1W

スピーカーシステム『VXL シリーズ』主な特長

1. インテリアに溶け込むスリムなデザインと高音質を両立

『VXL1B-24』『VXL1W-24』には24 基、『VXL1B-16』『VXL1W-16』には16基、『VXL1B-8』『VXL1W-8』には8 基のドライバーを垂直に配置しています。線状の音源を形成することで垂直方向に音が広がりにくくなり、天井や床からの音の反射や音のエネルギーの拡散が抑制されるため、優れた遠達性と音声明瞭度を実現します。

ドライバーにはネオジム磁石を贅沢に使用し、丁寧にチューニングを施した3.75cm（1.5 インチ）フルレンジユニットを採用することで、幅わずか54mm のスリムな形状を実現しました。設置条件の制限が大きいオフィスの会議室や講堂、プレゼンテーションルーム、ホテルの宴会場などの意匠を損なうことなく導入できます。伸びのある高域と豊かな低域を再生し、拡声用途だけでなくBGM 再生用途にも活躍します。

2. 設置環境に合わせたさまざまなカバレッジパターン

『VXL シリーズ』は水平170°の指向角度により、広いエリアをカバーします。別売のスピーカーアクセサリー『HCB-L1B』を用いて水平連結をすることで、水平指向角度を120°に狭め音圧を高めることが可能です。

『VXL1B-24』『VXL1W-24』『VXL1B-16』『VXL1W-16』は、本体背面のスイッチにより垂直指向角度の切り替えが可能です※。NORMAL モードでは20°(上向き10°、下向き10°)、WIDE モードでは40°（上向き10°、下向き30°）に設定することができ、スピーカーを設置する高さや客席との距離に合わせた最適なカバレッジを選択できます。また別売のスピーカーアクセサリー『VCB-L1B』を用いた垂直連結により、アレイ長を拡張し遠達性を高めることが可能です。さらに『VXL1W-16』と『VXL1W-8』のように異なるモデルを垂直連結することで、設置環境に合わせたカバレッジを実現します。

※『VXL1B-8』『VXL1W-8』の指向角は40°(上向き20°、下向き20°)のみです

3. 屋外を含む、さまざまな設置環境に対応

『VXL シリーズ』には、専用金具が付属しており、壁面への取付けが可能です。IP35※1 に準拠しているため、屋外設置にも対応します。

さらに別売スピーカーアクセサリーとして、垂直、水平方向に角度調整が可能なウォールマウントブラケット『WMB-L1B』『WMB-L1W』、垂直連結用のバーティカルカップリングブラケット『VCB-L1B』、水平連結用のホリゾンタルカップリングブラケット『HCB-L1B』、垂直連結時のチルト角度の固定を補助するバーティカルカップリングサポートブラケット『VCSB-L1B』『VCSB-L1W』※2 の豊富なオプションを持ち、さまざまな設置環境に柔軟に対応します。

ハイインピーダンス接続用のスピーカートランス『ST-L1B』『ST-L1W』は、スピーカー本体と同じ54mm 幅のため、スリムな意匠を損なうことなく設置することができます。

※1 プール、浴室、海沿いなど腐食する可能性のある場所では使用できません
※2 『VCSB-L1B』『VCSB-L1W』は『VCB-L1B』『WMB-L1B』『WMB-L1W』と組み合わせて使用します

本体付属のマウンティングブラケットによる設置例（スピーカーはVXL1B-16）