MARTIN AUDIO　VU-NET 2.2.1 リリースノート

MARTIN AUDIO inc.より＜VU-NET ver2.2.1＞がリリースされました。
VU-NET ver.2.2.1ではiKONアンプとDX4.0におけるいくつかの新機能とVU-NETソフトウェアに対するジェネラルアップデートを行いました。

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ジェネラルアップデート

• グローバルセーブ機能を実装しました。iKON / DX4.0における各設定情報(ゲイン、ミュート、ディレイ、ルーティングマトリクス、d2pファイルを含んだプリセットなど)が.vupプロジェクトファイル内に保存されるようになりました。これは下記’Lock to IP address’機能と併用することで使用でき、プロジェクトファイル内に保存された情報を流し込むか否かは、VUNETとデバイス接続時に選択できます。
• ‘Lock to IP address ‘ (IPアドレスロック)機能が追加されました。VUNET上でオフラインのiKON / DX4.0 に固定IPアドレスを設定できます。これにより、IPアドレスを使ってVUNET上のどのデバイスに実際のデバイスを紐付けるか指定できるようになりました。
• EQのコピー/ペースト ができるようになりました。単体のEQポイントを右クリックもしくは、EQパレットの任意の箇所で右クリックすることで、単体および全体のコピー/ペーストが可能です。
• プリファレンスUIの改善 – VUNET上でデバイスのディレイ値を増減させたときのステップを設定できるようになりました。この設定値はVUNETプロジェクトで操作する全ての製品に適用されます。

ファクトリープリセット(iKON / DX4.0)

下記新たなプリセットを追加しました。

• WPMシングル/ダブルフロントフィル
• ADORN シーリングシリーズ
• X218 サブウーファー
• SXC115 サブウーファー
• SX シリーズプリセットの合理化 – 全てのSXシリーズサブウーファーがプリセットマネージャーのSUBドロップダウンメニュー配下になるように修正。
• SXC118プリセットをIK81に追加
• SX218プリセットをIK81に追加
• Wavefront Precision エマージェンシーデフォルトプリセットから解像度の概念を排除。ユーザーは何パラで使用するかに関わらず、必要なアンプチャンネル数のみを選択可能。

パラメーターアップデート (iKON / DX4.0)

• XE300 / XE500モニタースピーカーのリミッター設定値をアップデート
• XD12バイアンプのプリセットをアップデート

CDDリボイスアップデート (iKON / DX4.0)

• iKON/DX4.0でCDDを使用する際のレンジ統一化を図るためFIRフィルター設定値を含むCDDシリーズのリボイスをアップデートしました。
• フルレンジとハイパスプリセットの追加
• 通常のCDDプリセットにFIRフィルターを使用した新たなプリセットに置き換え。
• FIR 係数修正により各CDD製品のプリセットにプロセッシングレイテンシ4.2ms増加。
• 通常のIIRフィルターによる設定は以下を参照ください。
  Current-Product-Parameters-V1.1 spreadsheet.
• 新規に統合されたSXシリーズサブウーファープリセットにCDDプリセットとの組み合わせを追加。このプリセットはVUNET上のCDDプリセット配下に存在します。
• ハイパス/サブプリセット内容のうち、サブウーファーとの組み合わせでCDDキャビネットが0dBでならせるようにサブバランスを調整。

バグフィックス

• ブリッジ接続プリセットをエクスポートする際に、エクスポートダイアログ上で2番目のチャンネルのアウトプットが選択できないように修正。
• WiFi設定を変更した際に、VU-NETが終了するバグの修正。
• いくつかのプリセット画面が、プロジェクト上の別の画面(デバイスの再発見や他のPCからシステムをディスカバーした時)で隠れてなくなってしまうバグの修正。
• DISPLAY 2.3.で設定できるどんなアレイ長であっても、O-Lineの最適化(.d2p)ファイルが動作するようバグ修正。

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