YAMAHA デジタルミキシングコンソール『CSD-R7』 I/O ラック『Rio3224-D2』 『Rio1608-D2』

『RIVAGE PM7』はフラッグシップ・デジタルミキシングシステム「RIVAGE PM10」と同じユーザーエクスペリエンスを提供する新しいラインナップであり、デジタルミキシングコンソール『CSD-R7』を中核として、I/O ラック『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』や、TWINLANe 対応のI/O ラック「RPio622」「RPio222」などにより構成されます。

商品名品番希望小売価格
(税別)
デジタルミキシングコンソールCSD-R7オープンプライス
I/O ラックRio3224-D2オープンプライス
I/O ラックRio1608-D2オープンプライス

※ただし『CSD-R7』をご購入いただいた方には、2018 年3 月より先行出荷をいたします。

CSD-R7 デジタルミキシングコンソール

『RIVAGE PM7』のコアコンポーネントとして機能

デジタルミキシングシステム『RIVAGE PM7』は、ミキシングやエフェクトなどの信号処理と操作を行う、デジタルミキシングコンソール『CSD-R7』を中核として、マイクやアンプ等を接続する入出力用のI/O ラック、これらをネットワーク接続するための専用カードにより構成されます。

『CSD-R7』は、96kHz プロセッシング、120 モノインプットチャンネル、60MIX+24MATRIX+2STEREO バスのミキシングキャパシティを備えたデジタルミキシングコンソールです。発売中の「RIVAGE PM10 」用のコントロールサーフェス「CS-R10」と同サイズ、かつDSP エンジンを内蔵することで、高い操作性はそのままに、より可搬性とスペース効率を高めました。同一のユーザーインターフェースを搭載することにより、フラッグシップモデルである「RIVAGE PM10」と同じ操作性を得ることができます。またデュアルコンソール機能により、『CSD-R7』に「RIVAGE PM10」用のコントロールサーフェス「CS-R10」または「CS-R10-S」を接続できます。

2 種類のオーディオネットワークとI/O ラック

『CSD-R7』では2 種類の異なるオーディオネットワークを基幹ネットワークとして使用することができます。

1つは、96kHz/400ch・リング接続に対応する「RIVAGE PM シリーズ」専用のTWINLANe ネットワーク、もう1 つは業界のデファクト・スタンダードとなったDante ネットワークです。

前者の場合はTWINLANe 対応カードの「HY256-TL」を『CSD-R7』本体に挿入し、I/O ラック「RPio622」もしくは「RPio222」を組み合わせます。後者の場合は、Dante 対応カードの「HY144-D」を本体に挿入し、同時発表のDante 対応I/O ラック『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』や、L2 スイッチ「SWP1 シリーズ」といった様々なDante 対応デバイスを用いてシステムを構築します(先代モデルの「Rio3224-D」「Rio1608-D」を利用することも可能です)。これら2 種類のオーディオネットワークとI/O ラックとを同時に使用することも可能です。

I/O ラック『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』

「RIVAGE PM シリーズ」直系の新規開発HA 回路を搭載

『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』は、デジタルミキシングコンソール『CSD-R7』と組み合わせることで、デジタルミキシングシステム『RIVAGE PM7』を構築するだけでなく、デジタルミキシングコンソール「CL シリーズ」「QL シリーズ」と組み合わせて使用することも可能なDante 対応のI/O ラックです(※)。

先代モデル「Rio3224-D」「Rio1608-D」からアナログ回路を見直すことにより、ヤマハ伝統のナチュラルサウンドがさらに進化し、「RIVAGE PM シリーズ」直系に相応しい音質を有しています。

※『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』は、「CL シリーズ」「QL シリーズ」ではV4.5 以上、「RIVAGE PM シリーズ」ではV2 以上のファームウェアで動作します。

ブラッシュアップされた視認性・操作性・信頼性

『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』は、視認性・操作性、そして信頼性といったあらゆる面で、先代モデルより大きくブラッシュアップしています。

有機EL ディスプレイをフロントパネルに搭載することにより、先代モデルではインジケータの色で識別していたDante の情報や、HA に関わる様々なパラメータを本体から確認することが可能になりました。また、フロントパネルのエンコーダーとキーを使用して、パラメータに直接アクセスすることもできます。もちろん、ソフトウェア「R Remote」にも対応しています。

また2 台の電源ユニットを内蔵しており、万が一片側の電源ラインに不具合が発生しても問題なく動作し続けることができます。これに加え、空冷経路を再設計することで静音性も向上しました。

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