YAMAHA QLシリーズ

ヤマハデジタルミキサーの伝統を継承しながら、ライブコンソールの音質・操作性・機能を大きく進化させたCLシリーズ。その核となる要素をよりコンパクトなサイズに凝縮。CLシリーズ直系のナチュラルサウンドを機能的かつ音楽的に彩る豊富な内蔵プロセッシング群。現場のさまざまな状況に素早く対応できる優れた操作性。柔軟なシステム構築を簡単に行えるオーディオネットワーク「Dante」への標準対応。中小規模のライブSRやコーポレートイベント、設備音響など幅広いシーンで活躍するオールインワンコンソールの真髄、「QLシリーズ」の誕生です。

高純度のナチュラルサウンドを思いのままに

ヤマハが一貫して追求してきた原音忠実の哲学。QLシリーズでも回路やそれを構成する部品の1つ1つを念入りに検証し、入出力時点における高純度のナチュラルサウンドを実現しました。そして高品位なサウンドの代名詞として知られるRupert Neve氏のPortico 5033/5043をはじめとする強力なプロセッシング群により、クリエイティブで自由度の高い音作りが可能です。さらに複数マイクを同時に使用するスピーチイベントで威力を発揮するDan Duganオートマチックミキサーを内蔵し、いかなる現場でも音作りに集中できる環境を提供します。

洗練された操作体系が実現するスムーズなオペレーション

さまざまな状況への素早い対応を求められるライブサウンドの現場ではコンソールのスムーズな操作性が必須条件。QLシリーズでは大型タッチパネルに表示されるSelected ChannelとTOUCH AND TURNノブを核とする洗練された操作体系がスムーズなオペレーションを実現します。また、フェーダーやノブなどの操作感、チャンネルネーム表示の視認性にもこだわるとともに、iPadやコンピューターによるリモートコントロールやオフライン環境でのセッティングに対応し、より快適なオペレーションを提供します。

目的に応じて柔軟に拡張可能なオールインワン

十分なアナログ入出力を備えながら、CLシリーズにも採用されたオーディオネットワーク「Dante」に標準対応。さらに、任意の入力ポートと出力ポートを直結できるPort to Port機能を搭載し、QL本体を他のQL/CLコンソールのI/Oデバイスとして使うなど、目的に合わせて柔軟なシステム構築が可能です。またUSBメモリーへの2トラック録音やDante経由でのマルチトラック録音が可能なほか、入出力の拡張やプロセッシング機能の追加を可能にするMYスロットを2基装備するなど、コンパクトながらシステムの中核にふさわしい機能を装備しています。

QL5

32+2フェーダー構成で多彩なチャンネルレイアウトが可能。コンパクトながら大規模なアプリケーションにも対応できます。

  • ミキシングチャンネル:モノラル×64、ステレオ×8
  • バス:16 Mix、8 Matrix(Input to Matrixに対応)
  • フェーダー構成:32+2(マスター)
  • ローカルI/O:32イン、16アウト
  • iPadを置けるステンレス製ステーを装備

QL1

16+2フェーダーで構成されたコンパクトなモデル。ラックマウントユースにも適しています。
ミキシングチャンネル:モノラル×32、ステレオ×8

  • バス: 16 Mix、8 Matrix (Input to Matrixに対応)
  • フェーダー構成:16+2(マスター)
  • ローカルI/O:16イン、8アウト
  • オプションRK1でラックマウント可能(13Uのスペースが必要/ケーブル接続分含まず)

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