株式会社 楽器音響札幌

YAMAHA RIVAGE PM10 デジタルミキシングシステム

YAMAHA PM10

『RIVAGE PM10』は、世界中のプロエンジニアから高く評価されている「PMシリーズ」の遺伝子を受け継ぎ、近年ますます多チャンネル化かつ複雑化するスタジアムクラスのコンサートツアーやホール・劇場などの大規模なミキシング現場のニーズに対応するフラグシップのデジタルミキシングシステムです。

『RIVAGE PM10』は、コントロールサーフェス『CS-R10』、DSPエンジン『DSP-R10』、I/Oラック『RPio622』、新開発の専用カード5種類で構成され、システムの規模や構成を、用途に応じて柔軟に設計することが可能です。

品名 品番 小売価格 販売開始
コントロールサーフェス CS-R10 オープンプライス 2015年12月下旬
DSPエンジン DSP-R10 オープンプライス 2015年12月下旬
I/Oラック RPio622 オープンプライス 2015年12月下旬
オーディオインターフェースカード HY256-TL オープンプライス 2015年12月下旬
オーディオインターフェースカード HY144-D オープンプライス 2015年12月下旬
オーディオインターフェースカード RY16-ML-SILK オープンプライス 2015年12月下旬
オーディオインターフェースカード RY16-DA オープンプライス 2015年12月下旬
オーディオインターフェースカード RY16-AE オープンプライス 2015年12月下旬

主な特長

音楽そのものの質感を生み出す「ハイブリッドマイクプリアンプ」

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アナログ段では、回路構成、パーツの選定などすべてを見直して新規に設計し、純度の高いナチュラルサウンドを追求。

デジタル段では、Rupert Neve Designs社のトランスフォーマー回路と、同社のハイエンドアナログ製品に搭載されている「SILKプロセッシング」を当社独自の「VCM(Virtual Circuitry Modeling)テクノロジー」によりアナログ回路の実際の挙動をパーツレベルで克明にモデリング。

チャンネルEQ/コンプレッサーもさらに充実

入力チャンネル4バンド/出力バス8バンドのチャンネルEQは、新開発のアルゴリズム3種と、歴代のヤマハデジタルコンソールに搭載されているアルゴリズム「Legacy」を備えたフルパラメトリック仕様。新開発の「Precise」は、LOW/HIGHのシェルビングフィルターにQパラメーターを用意し、オーバーシュートを活かした柔軟な調整が可能です。「Aggressive」は音楽的かつ効きの良さが特長、「Smooth」は原音の雰囲気を壊さず、自然でなめらかな音作りを行えます。

ダイナミクスは2系統を装備し、ゲート/コンプレッサー/ダッキング/ディエッサーから任意の機能をアサイン可能。コンプレッサーは、歴代のヤマハデジタルコンソールに搭載されている「Legacy Comp」と、1970年代半ばのアナログコンプレッサー/リミッターを「VCMテクノロジー」でモデリングした「Comp260」の2つを用意。

Rupert Neve Designs、TC Electronic、Eventideとの協業による新しいプラグインエフェクト

クリエイティブな音作りを彩るプラグインエフェクトは全45種類を搭載し、豊富なプロセシングパワーを利用して自由な音作りが可能です。特に注目に値するのは、新たに開発した6つのプラグインです。Rupert Neve Designs社との協業による「Rupert EQ 773」「Rupert Comp 754」「Rupert EQ 810」「Rupert Comp 830」。また、TC Electronic社との協業による「VSS4HD」「NonLin 2」の2つのリバーブを用意。さらに、Eventide社との協業によるハーモナイザー「H3000-LIVE」も将来搭載予定です。

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洗練を極めた操作性「ハイブリッドオペレーションスタイル」

ヤマハデジタルコンソール伝統の「Selected Channel」は、すべてのチャンネルパラメーターをダイレクトに素早く操作できるフルファンクション仕様。さらに、2組の大型タッチスクリーンとフェーダーストリップでは、タッチスクリーンから手前のフェーダー面にかけての縦のラインをチャンネルストリップに見立てた直感的でシンプルな操作スタイルにより高い評価を得ている「Centralogic」と同様の操作を12チャンネル単位で行うことができます。

シーンリコールの実用性を高める新機能

特定のチャンネルモジュール全体を、EQやダイナミクスのライブラリーなども含めたあらゆるメモリーリコールから保護する機能「アイソレート」を新たに搭載。従来の「リコールセーフ」との組み合わせで、シーンメモリーを多用する現場を支えます。

柔軟かつ強固なシステム構築を支えるネットワーク環境と拡張性

コントロールサーフェス『CS-R10』とDSPエンジン『DSP-R10』は、Ethernetケーブルで接続、『DSP-R10』とI/Oラック『RPio622』は、新開発の「TWINLANe(ツインレーン)」ネットワークを利用してマルチモード光ファイバーケーブルで接続します。どちらもシンプルなリング接続で、ネットワーク冗長性を確保します。

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コンポーネント概要

コントロールサーフェス 『CS-R10』

『RIVAGE PM10』システムの操作全般を行うコントロールサーフェス。「ハイブリッドオペレーションスタイル」を採用し洗練された操作環境を提供。12フェーダーx 3Bay構成により自由度の高いチャンネルレイアウトが可能。ツーマンオペレーションにも対応。標準で2基の電源ユニットを装備。

YAMAHA CR-R10

DSPエンジン 『DSP-R10』

『RIVAGE PM10』システムの音声信号処理を担うDSPエンジン。96kHzプロセッシング、144モノインプットチャンネル/72MIX+36MATRIX+2STEREOのミキシングキャパシティを備え、大規模なコンサートにも余裕で応えるものとなっている。最大256IN/256OUTのデジタル入出力が可能なHYカードスロットを4基装備。標準で2基の電源ユニットを装備。

YAMAHA DSP-10R

I/Oラック 『RPio622』

『RIVAGE PM10』システムの音声信号の入出力を構築するI/Oラック。6基のRYカードスロットによりアナログ・デジタル入出力構成を自由に構築可能。HYカードスロットに『HY256-TL』を装着して「TWINLANe」ネットワークと接続することで、『DSP-R10』との間で低レイテンシーな音声伝送を実現。標準で2基の電源ユニットを装備。

YAMAHA RPio622
※『RY16-ML-SILK』 x4、『RY16-DA』 x1、『RY16-AE』 x1を装着した状態

オーディオインターフェースカード 『HY256-TL』

独自のオーディオ伝送ネットワークプロトコル「TWINLANe」に対応するネットワーク入出力カード。最大256IN/256OUT@96kHz/32bitのデジタル入出力が可能。DSPエンジン『DSP-R10』とI/Oラック『RPio622』に装着することで「TWINLANe」ネットワークを構築可能。マルチモードファイバーケーブルを使ったリング接続により冗長性を確保。カード間の最大伝送距離は300mを実現。

YAMAHA HY256-TL

オーディオインターフェースカード 『HY144-D』

ネットワークオーディオプロトコル「Dante」に対応するネットワーク入出力カード。DSPエンジン『DSP-R10』やI/Oラック『RPio622』に装着することで『RIVAGE PM10』と「Dante」対応機器同士を接続可能。最大144IN/144OUT@96kHz/32bitのデジタル入出力を実現。

YAMAHA HY144-D

オーディオインターフェースカード 『RY16-ML-SILK』

16チャンネルのマイク/ラインアナログインプットカード。I/Oラック『RPio622』に装着することで16チャンネル単位でマイク/ラインアナログインプットを構築可能。Rupert Neve Designs社の「SILKプロセッシング」をデジタル段でモデリングし全チャンネルに搭載。

YAMAHA RY16-ML-SILK

オーディオインターフェースカード 『RY16-DA』

16チャンネルアナログアウトプットカード。I/Oラック『RPio622』に装着することで16チャンネル単位でアナログアウトプットを構築可能。

YAMAHA RY16-DA

オーディオインターフェースカード 『RY16-AE』

16IN/16OUTのAES/EBU対応デジタル入出力カード。I/Oラック『RPio622』に装着することで16チャンネル単位でAES/EBU入出力を構築可能。すべての入出力にサンプリングレートコンバーターを搭載。

YAMAHA RY16-AE

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