Electro-Voice サブウーファー・アレイ 実用ガイド

「Electro-Voice サブウーファー・アレイ 実用ガイド」はサウンド・システムを設計をする上で、より良いサウンドを構築する為のテクニックを解説しています。

もしサウンド・システムのスピーカが、スポットライトのように音を鳴らしたとすると、それは大変なことです。適切な指向特性をもつスピーカー・ボックスを選び、サウンドを届けたいところにボックスを向けて終わりにするとします。当然ながら、これでは特に低域がよく聴こえません。

普通の低域用スピーカはその動作周波数レンジでほぼ無指向性ですが、数台積み上げると指向性が増し、複雑になります。明かりがそのように機能すると想像してみてください。1つの裸電球は部屋全体を照らしますが、4つ並べると室内の数か所を明るくするだけです。

さらに悪いことに、複数のウーファー・スタックを使用した場合、例えばステージの左と右に配置すると、波動干渉(「コム・フィルタリング」とも呼ばれるもの) が起こり、会場内の場所によって周波数のピークとゼロ点が変わります。明かりが同じように作用した場合、少し間隔をあけた2つの白色光で部屋を照らすと、その部屋は虹のようなさまざまな色で照らされます。

その上にスピーカの場合には残響の問題もあり、時間領域のなかで独特なあいまいさと音色上の色づけが加わります。しかし照明には同様の効果はありません。

このような現象をすべて考慮し、オーディオのプロは、必要なカバレージと音を忠実に再生するサブウーファー・アレイと駆動方式をどのように設計するのでしょうか。

Electro-Voice サブウーファー・アレイ 実用ガイド

本ガイドでは、クリアでバランスのよい低域を作りだすためのコンセプトとテクニックを解説します。ぜひご利用ください。

※「Electro-Voice サブウーファー・アレイ 実用ガイド」の掲載内容は2016年現在のものです。

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