ElectroVoice X-Line Compact Series
X-Line コンパクト・シリーズ

エレクトロボイスのデザイン・エンジニア達が、最初のライン・アレイ・システムである「X-Line」を設計したとき、単なる一般的水準に合わせた製品とはしませんでした。ライン・アレイ・システムのユーザーから意見を聞き、そこに提起された問題を完全に解決するシステムを開発しました。
完成した「X-Line」は、従来製品よりも容易なセッティングを可能にするキャビネットデザインとリギングシステムをはじめ、それまでの概念を遥かに超える音の透明度、および EVが得意とするヴォーカルの明瞭度と、均一で、予測可能なカバーエリアを併せ持つ製品となりました。
屋内外を問わず、水平に広くカバーする必要性のある大空間、高天井の施設、劇場、ホールや公会堂、大型の教会、体育館等各種スポーツ施設……….移動用にも固定設備にも利用でき、難しい条件が伴う多くのケースに、ソリューションを提供します。
アライ構成エレメント(キャビネット)
X-Line Compact =XLC システムは、X-Line の基本デザインコンセプトに基づき、新たなアイディアを加え、劇場、ホール、体育館、屋外など、中規模空間におけるコンサートSRや固定設備にも対応できる、コンパクト・ライン・アレイ・スピーカシステムです。
フルレンジ4台以上を組み合せて使用、16キャビネットまでのアレイが可能で、低域まで指向性コントロールが可能です。リングモード・デカップリング(RMD )を適用。
時間をかけず、簡単にセットアップできるリギングシステム
XLCシステムには、キャビネット一体型フレームと、専用のハードウェアによる、安全で、使いやすい新開発リギングシステムが付属しています。
前部連結機構は別部品を持たず、連結部をフレームの中へ見えないように格納でき、可搬性や外観をそこないません。また、別部品保管の手間や紛失・欠品の心配をなくしました。後部にはシングルピンリギングを装備、キャビネット角度と方向付けが素早く簡単に調整できます。
ライン・アレイシステムでは、エリアの形に応じて、各キャビネットを直線状アレイや、曲線状アレイ、またその両方を共有した「J」型アレイなどに構成する必要があります。これら全てが、簡単に、スピーディーにセットアップできるようになりました。
小型軽量
XLCは、軽量で、ツアーシステムとしてはもとより固定設備にも利用できるサイズであり、屋内外を問わず、広い水平カバーエリアが必要な大空間、高天井の施設、劇場、ホールや公会堂、大型の教会、体育館等各種スポーツ施設など、特に音響的に困難な環境下で空前の性能を発揮、全ての音響デザイン・エンジニアに、ソリューションを提供できる製品です。
非対称ユニット配列による優れた水平指向性
XLCシステムの特長の一つにX-Line(TM)で証明された非対称ユニット配列があります。中域セクションでは、適切なホーンローディングと指向特性コントロールを可能にするウェーブガイドに、6.5inchミッドレンジユニット×2を縦に配列、セクション全体を中央でなくステージ側に置きました。
この非対称配列ユニットによって、各帯域/各ドライバーが全て一垂直線上に整列する事から、左右に振り分けたユニット配列により生じる中域の位相干渉を無くし、広く均一な水平放射を可能として、優れたヴォーカル明瞭度とステレオイメージが得られるようになっています。
EV独自のHydra平面波ジェネレータ

ライン・アレイシステムでは、波長の短い高域において、円筒状波面を発生させる線状音源をいかに形成するかが設計上のキーポイントになります。中央に配置された高域セクションには、X-Lineと同じ、「Hydra」垂直平面波ジェネレーター×2が使用されています。Hydraは位相特性を保ちながらドライバー出力を平面波に形成し、高域ウェーブカイドに導く役割を果たします。

曲線状アレイを構成するときもキャビネット前部に間隔が出来ないので、垂直波面合成コヒーレンスを損なうことなく、アレイ全体が、全体域にわたる理想的な線状音源として適切に動作します。Hydraは難条件下においても、従来にないサウンドの透明感と均一性が得られます。
低域指向性のコントロール
軽量化により16キャビネットまでのアレイを可能とし、低域までの優れた指向性コントロールを可能にします。
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